教会でのお葬式

Funeral
暮も押し迫った寒い日ではありましたが
昨日はお世話になった生前88歳のKさんの告別式がありましたので
参列させていただきました。

私がアメリカに来た時からのお知り合いですから
かれこれ16年のお付き合いですね~。
上品でお婆ちゃんなのに姿勢が良く、お料理、特に和食の上手な方でした。
突然、何故かお小遣いをくれたり、娘にカーディガンを編んでくれたり
ご飯をおごってくれたり…。
気前のいい方で、「いいから、いいから、」と
いつもいつもしてもらってばっかりでした。

そんなKさんの告別式
日本でも教会で結婚式をされる方は多いと思いますが
告別式(お葬式)をされる方は少ないかもしれませんね。
こちらでは普通ですが…

教会での告別式は寂しい気持ちはもちろんあるけど
とても爽やか。写真にあるように飾られる花もカラフルです。
天国へ送り出す式として行うので
また天国で会いましょう!とみんなが天を仰ぎます。
88歳の豊かな人生を終え旅立って行かれました。

式の最後、日本のお葬式なら喪主と言われる方の挨拶にあたる部分で
まだ幼さの残る金髪の少年(孫)が親族代表としてスピーチしたのですが
会場から笑いを取るようなユーモアと愛に溢れた素敵なスピーチで
家族っていいなぁ。。。としみじみ感じました。
結婚してから故郷を離れ、ずっとアメリカに住み
彼女がこちらの家族を大事にされてきたのが
お孫さんのスピーチからも、また集まった方達からも感じ取れました。

式が終わって家に戻ってからもなんとなく心がほっこりしていて
告別式(お葬式)なのにこの温かい気持ちは何だろうなぁ。。。
と思いながら、
大波のように押し寄せる年の瀬のせわしなさを避けるように
大掃除で出てきた昔のアルバムをぼんやりと眺めています。。。


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