パセリの花


パセリの花をアトリエに飾りました。



素敵でしょ。
こう言うさりげない花がいいよね~。
とても安らぎます。


アトリエ(サンルーム)の前の木枠で
パセリが最後の花を咲かせてました。


下葉も枯れて来ちゃったね。
枯れてきてるのにグラデーションが綺麗~。

「枯れているのに綺麗」で忘れられない出来事を思いだしたんだけど

以前、主人がまだLAに住んでいた時(20年ぐらい前、結婚前)に
LAのシニアホームを訪ねる機会があって
その時、そこに入居されているお婆ちゃんが
シニアホーム内で希望者にタダで生花を教えているので
それのお手伝いをすると言ったボランティアだったと思いますが

そのお婆ちゃんは年を取り、目もあまり見えなくて
少し痴呆も進んできているようでした。

使う花も花屋さんが好意で少し傷んで売れなくなったものを
ただで下さった花なので
少し元気がなかったり、枯れ始めていたりと
決していい状態ではありません。

それでもそのお婆ちゃんは嬉しそうに生花の指導をはじめ
1輪1輪ハサミをパチンパチンと入れながら挿していきます。
中には明らかに枯れている花も使うので
やっぱりわかってないのかな?と心配するほどでした。

指導と言っても参加されている方々もシニアホームの方なので
皆さんかなり自由スタイル。(笑)
それでも花に触れるっていいんでしょうね。

でね、その指導されているお婆ちゃんが
「はい。出来ました。」と完成したものが、鳥肌が立つほど美しかったんですよ。
何これ?どうなってんの??

ほんとにびっくりしちゃって。。。

このお婆ちゃん、いったい何者?!ってね。

後で聞いたのですが
お元気な時は超一流売れっ子生花師でLAの著名人にお花を教えていたんですって
シュワルツネッカーも生徒だったとか。。。

綺麗な状態の花を使っても上手く活けるのって難しいのに
枯れている花を使ってあの美しさは凄かったなぁ。

体の色々な部分が衰えてきても「美しさへの感性」を神さまが残してくれたんだね。

もう当時だいぶお年だったので
20年も経った今はこの世にはいらっしゃらないと思うけど
彼女に影響を受けた人は多いんじゃないかな。

さ、
だいぶ話が遠いところに行ってしまいましたが
戻しますよ~。(笑)

と言うわけで?


パセリ撤収しました~。


で、花をアトリエに飾ったと言う訳♪


明日(投稿後は今日だね)、いよいよこのアトリエ初の素焼きをします。

自分が追い求める美しさがわからなくなる時も多々ありますが
この窯には期待しているんです。


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