舟屋の暮らしは海が庭

Kyoto  Hunaya


京都 伊根町の舟屋

一階部分?が海に入り込んでいて家と海が一体化?してます。

舟屋のおかみさんが舟屋をめぐるタクシーを呼んであげるから

家の前でお待ちにくださいと言うので

道路側に出ようとしたら

「そっちじゃなくて海側の家の前で」と??

タクシーはタクシーでも「海上タクシー」でした。(笑)

この辺りの方達の交通の手段にはまだ船も使われているのですね~。

対岸に行くのにぐるっと陸を回るより

海を船で突っ切ったほうが数倍早いとのこと。

。。。それもそうだね。(笑)


Sea taxi


今回お世話になったのは「亀島丸」さん

船長さんはおしゃべり好きな楽しいおじさんでした。(笑)


Kyoto Hunaya


ちなみに宿泊させていただいている舟屋はここ「倉忠」

船の通った後でわかるかな?
(停泊している船の右の舟屋)


何件かある舟屋の中でも宿泊できるところの中には

内装のほとんどを綺麗に改装してしまっている舟屋もあるようですが

ここは全く飾らないそのままの造りで

元気な70歳のおかみさんが切り盛りする一日一組限定の昔ながらの舟屋です。
(後でお年を聞いてびっくり!とても70歳には見えませんでした。)

隣の家との距離がめちゃくちゃ近くて仲が良く

ここのおかみさんは近所の世話役的な存在みたいで

「おばちゃん、おばちゃん」と皆さんに頼られているようでした。


Kyoto Hunaya


不思議なのが

こんなに家が密集していてみんなが生活しているのに

海がほんとに綺麗なこと。

青く澄んでいて底ほうで泳ぐ魚が良く見えます。

きっと普段から海を大事に綺麗に生活しているのですね。



Seagull


カメラを構える父の前には沢山のカモメ

船長さんが合図をすると

エサを貰いにカモメの大群が大歓迎してくれます。

カモメとの距離が近くて怖いぐらいでした。(笑)


舟屋群をぐるっと見せてもらって宿泊している宿に戻り

あとは心行くまま夕食の時間まで釣り三昧



「海が庭」って感じで

宿の縁側?から釣りが楽しめます。

しかもすぐに小魚が寄ってきて
(海の中に集まってる小魚が見えるかな?)

私でも娘でも糸をたらしておけば何かは釣れます。(笑)

釣りに慣れていてルアーが使えたり、遠くに投げ込める人は

ここからでもそれなりのサイズが釣れるようですが

釣り素人の私たちが家の前で釣れるのは小魚ばかり。。。(笑)

それでも釣れた時の「ビビッ」と来る当たりは楽しいですよね!!



こんなのとか(名前わからす…)


メバルの小さいのとか



カサゴの小さいのとか






ちょっとサイズが大きいのになるとこれ。

私は何故がこの青い魚ばかり釣れました。(笑)

あとで名前を調べると「ベラ」の仲間らしいです。

この魚は状況に応じて性転換できるという不思議は魚らしい。

ネットには煮つけにするとおいしいとありましたが…??


小さい魚だけど家族みんなで釣ると1時間も釣れば大漁です。

近所の人が何が釣れたの?入れ替わり覗きにやって来ます。(笑)

息子は「これ、夜ご飯に食べられる?」と

つたない日本語でおかみさんに訪ねてました。

おかみさんは「どれも食べられる魚やけど

今日食べはる魚は準備してあるさかい、カモメにあげよか~」

と小魚を空に勢いよく投げるとカモメが何処からか飛んできて

空中でキャッチ!

おお~!カモメとおかみさんとの息の合った業でした。(笑)

始めは自分の釣った魚を食べたがっていた息子ですが

カモメにあげるのが楽しくなっておかみさんと一緒に魚を空に投げていました。

カモメは海を掃除してくれる大事な「スタッフ」(従業員)なのだとか。(笑)



お風呂をいただいて

待ちに待った夕食の時間。。。。

海の幸が沢山食べられると聞いていたので

とても楽しみにしていた食事です。


明日に続くーーー。



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