クルミ染め
Walnut : Natural Plant dyeing
先週 森で拾ってきたクルミらしき木の実の殻を使って染めてみました。
これよ。
黒っぽい殻を金槌で割ると中からまた梅干しの種が大きくなったような
クルミの親戚みたいのが出てきます。
「食べられるなら中身は食べたいな」とこの時点では思っていたのですが…
結構もろくなってるものが多かったので叩くと中も割れちゃいますが
その時点で食べられるような感じではありませんでした。
中身を取り出せたものでも2種類は分けられます。
一つは白っぽいものと色が濃い目のもの
初め思ったのはこれはどちらか良くてどちらかが悪いんじゃないかと
初めに白っぽくなってる方を割ってみました。
中は乾燥し過ぎちゃって食べられそうにありません。
次に色の濃い方も一つ割ってみました。
するとこっちは黒く腐ってました。(汗)
要するに全体的にダメだったと言うことです。
これは?こっちは?と殻を取ったものを手あたり次第叩いて確認してみたけど
全部、見事に全部ダメでした。
。。。
「私の労力を返せー!」
まぁ全部殻をむいた後でなくて良かった
まだ1/3ぐらいっだったからね。
食べるところが無いと分かれば
あとは「染め」にかけてみるしかないでしょ~!
絞りも入れて染め実験開始!
木灰と染液を煮出して、こして、煮ながら染めてみること40分
木綿布、 どちらも鉄媒染で奥の緑グレーぽいのは1番液
手前の茶色っぽいのは2番液
まだ濡れているので少し濃く見えますが、乾くともう少し色は淡くなりました。
右のはミョウバンでの媒染
こちらは淡くしかいろは付きませんでした。
続けて羊毛も染めてみましたが思ったより色が濃くならず。。。
このクルミらしき殻の色が黒々していたから
濃い色が染まると期待してしまったのよね~。
草木染めらしい良い色だけど
「茶色」を染めるのなら「どんぐり」のが優秀だね。
染め終わったクルミの殻は木枠の脇に撒いてみました。
しっかり灰と茹で出てあるからしばらく虫もわかないと思うよ。
でも、なんか違~う。(笑)
ガーデニングする人って「くるカラ」?「くる殻」?を撒くの好きだよね。
これも一応「くるカラ」だけど外側の黒い殻が。。。
やっぱ、なんか違~う。
これはオシャレではないな。。。(汗)
さ、
あと2/3手付かずのクルミらしき黒い実が残ってるわけですが、
どうする?
何故か茶々丸だけが嬉しそう。(笑)
あ、でもね、拾ってきたクルミはもう1種類あるんだよ。
そっちに期待しましょう!
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